昨年9月のことですが、
日経新聞の「こころの玉手箱」というコラムで、
能楽師の梅若玄祥さんが書いておられました、
フレッド・アステア主演のミュージカル『絹の靴下』を見て、
「彼のような能楽師になりたい」と思わされた、と。
能楽師の方がミュージカルに魅かれるということに意外な印象もありましたが、
梅若さんが、「アステア…
年が明けて、早くも一週間が過ぎました。
皆様、どんなお正月を過ごされましたか?
今年のお元日は、東京もとても寒かったです。
お元日に晴れ着を着る、という習慣が
いつ頃から廃れてしまったのか、
街に出ても、なんとなく殺風景です。
猫も杓子も、ダークな色のダウンのコートを着て、
背中を丸めて歩いているような感じ。
華やい…
12月25日に催しました「翠乃会」、
無事に終了いたしました。
ご協力いただきました皆様に、
心より感謝申し上げます。
私の教え子たちは、
五人中四人が初舞台でしたが、
皆さん落ち着いて、堂々と舞を披露してくれました。
下合わせの時にはけっこう震えていた人たちも、
本番はこちらが安心して見ていられるくらい、
し…
年末の忙しい時期ですが、
25日(火)に地唄舞の勉強会、「翠乃会」を催します。
場所はJR中野駅近くの“なかの芸能小劇場”。
午後一時開演です。
演目のご紹介
一、「萬歳」(地唄) 吉村翠章
一、「福寿草」(地唄) 大澤輝奈乃
一、「鶴の声」(地唄) 井上由紀子
一、「寿」(地…
12月16日、観世流銕仙会能楽研修所(青山)で、
「雪」を舞います。
吉村流の別会(勉強会)です。
地唄の「雪」。
名曲です。
にもかかわらず、この曲の良さ、舞の良さを理解することができず、
というか、おそらく私が未成熟だっただけの話ですが、
二十代の頃は、ただただかったるいだけの曲でした。
地唄舞の名手、武原は…
新しいPCがようやく落ち着いたので、しばらくぶりのブログアップです。
最近、新しいお弟子さんを教えるとき、
まず驚かされるのは、
構えの姿勢が取れないこと。
(とは、ほかの舞踊家さんたちも言ってますが)
背筋を伸ばしたまま、両足を少し前後して、
そのまましゃがむ姿勢です。
それが、できない!
なんで~~~…
いよいよフィギュア・スケートのシーズン、始まりです。
本日、初めて埼玉アリーナに行ってきました。
そうです、ジャパン・オープンを見るために。
シーズンのはじめに、
お安いとは言えないフィギュア・スケートのチケットを購入するのは、
賭けに近いものを感じます。
だって、選手たちは振付をどうにか覚えたばかりの時期だし、
…
昨日、国立小劇場で吾妻流のお家元、
徳弥(正しい漢字が出てこない!)さんの踊りを拝見。
有吉佐和子作の『藤戸の浦』は、藤間勘右衛門(四代目尾上松録)と共演。
屏風のみの舞台で、二人が繰り広げた一時間近くの舞踊は、
とても見ごたえのある出来で、プロの舞踊家とはかくあるべきと
いろんな意味で感動した一幕でした。
特に、徳弥さ…
朝起きると、誰かがメダルを獲っている!
という、なんとも贅沢な喜びを味わわせてくれた
オリンピックの熱き戦いが終わってみると、
今度は本当にこの夏の暑さが体に堪えてきて、
ぐったりな毎日を過ごしている私です。
そんな怠惰な日々を過ごしていた時、
日経新聞に紹介されていた記事に触発されて、
19日に渋谷の松涛美術館に行っ…
梅雨が明けて、暑い暑い毎日です。
お稽古には浴衣を着ますが、
お稽古場に行くまでは、やっぱり洋服が一番楽。
汗かきますしね。
浴衣でお稽古していても汗をかくので、
着替えたほうがいいですものね。
というわけで、
私は夏場の外出用の着物を、
ほとんど持っていません。
憧れはあるんですけどね。
暑い最中に、夏…
ここ数年、体調を崩して入院してらしたので、
もう表舞台に立つことはないとは思っていましたが、
山田五十鈴さん、とうとうお亡くなりになりました。
映画でも、テレビでも、舞台でも、
堂々と主役を張れる女優さんでした。
少し吊りあがった切れ長の目が印象的で、
ちょっと見では恐そうな感じだけど、
可愛い役も、恐い役も、粋な…
2011年度の世界選手権でのスケート靴のアクシデント、
あれはやっぱり、スケートの神様のちょっとしたいたずらだったのではないかしらん?
あの時、高橋選手は現役続行を決めたわけだけど、
ファンとしては、ソチまで彼のスケートが見られるという嬉しさがあったものの、
若手もどんどん成長しているなかで、
彼がどれだけ力を伸ばせるのか…
やっぱり、本物を見なくちゃ、話になりません。
ビッグネイムのビッグな作品は、本当にビッグでした(って、なんのこっちゃ)
長谷川等伯、「龍虎図屏風」、
尾形光琳、「青島図屏風」、
伊藤若冲、「鸚鵡図」、「十六羅漢図」、
曽我蕭白、「雲龍図」!!!!!
これだけでも見に行った価値は十分にありました!
場所は東京国立…
本日、新弟子さんが二人、入門しました。
一人はお若いOLさんです。
「どうして地唄舞をやろうと思ったのですか?」と尋ねたら、
「ちょっと運動不足なので、何か踊りをやろうと思って、
アフリカの踊りをやってみたんですけど、とっても大変だったので、
あらためてネットで調べてみたら、地唄舞だと扇一本でできるから、
シンプルでいい…
NLT公演、『幸せの値段』が明日初日を迎えます。
2008年に文学座で公演した『ミセス・サヴェッジ』を、
邦題も劇団もスタッフもすべて一新しての公演です。
翻訳だけは変わりません。
はい、私が担当しています。
でも、ずいぶん直しました。
1950年に書かれた作品を、時代設定を現代に変え、全体をテンポアップしました。
稽…
昨年の3月11日。
お稽古場で稽古をしている時に、あの大地震が。
あれから一年。
被災地の状況は、テレビの報道で見ただけでも
復興への道のりは、まだまだ厳しいように見える。
自粛していたテレビのバラエティ番組は、
いつの間にかにぎやかしく復活してるし、
スーパーの化粧室にある手洗い乾燥機も、
いつの間にか…
銀座の「くのや」が閉店する、と聞いたのは、今年のはじめだったか・・・・・・
寂しいです。ほんとに寂しい。
銀座の表通りに、数少なくなった老舗の暖簾が(文字通り、暖簾です)
今月いっぱいで消えてしまうなんて。
銀座の、上質の和装小物を揃えたお店の暖簾をくぐることは、
東京で生まれ育った私のようなものには、
一種の憧れであり…
今朝のニュースで知りました。
今春から中学校の体育の授業で、
ダンスが組み込まれるとのこと。
その内容が、
①創作ダンス、②フォークダンス、③現代のダンスでヒップホップなど・・・?
何ですか、これ。
中学校の授業でヒップホップを教えるのですか?
若者に踊ることに興味を持ってもらうために、
将来の選択肢の…
明けましておめでとうございます。
日本人にとって忘れられない年となった2011年。
年が明けても、まだまだその傷跡が残ったままですけど、
どうかこの一年が希望の光に満ち溢れた年となりますように。
大晦日になでしこジャパンの活躍ぶりを改めてTVで見ました。
彼女たちのネバリ、頑張り、団結力、何度見ても感動です。
途中…
12月11日(日)に吉村流の勉強会があります。
場所は青山にある銕仙会能楽堂。
久しぶりの銕仙会!(前回は8年位前だったかしらん?)
今回、私は『浪花十二月』をやらさせて頂きます。
四世家元雄輝師が作舞をされ、師がこよなく愛していらした作品です。
これが地唄舞?
はい、これも地唄舞です、というくらい
洒脱な振付が魅…



